「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」はいらないという考え方・働き方

2018年8月5日

Google(グーグル)日本法人の岩村水樹氏曰く、「ホウレンソウ」は不要
という記事を見つけました。

要するに、
今の時代「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」なんてやってるのはナンセンスだし非効率。
グーグルが提供しているサービス「Googleカレンダー」などを利用すれば社員が現在何をしているのかは常に把握できる。
グーグルではわざわざ会社にいて「ホウレンソウ」を徹底するような文化はない。

という考え方のようです。

「確かに!」

と思う反面、「もちろん全ての会社・チームに当てはまることではないよな。」とも思います。

「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が必要な職場と、必要がない職場がもちろんあります。

「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」がいらない職場は…

グーグルの場合は、数人のチーム・グループで活動してそれぞれが自分たちでやるべきことを決めてその目標に向かってスケジュールを立てて仕事をします。

チームがスタートアップ企業やベンチャー企業のような働き方をしていて結果重視・スピード重視の仕事をしています。

だいたいの企業は、働くチーム・グループで「Googleカレンダー」や「社内チャットシステム(グループラインとか)」を使って情報共有してしまえば、どこにいてもネットに繋がっている環境ならすぐに報告・連絡・相談ができてしまう時代になっているので、
そういうシステムを使って意思の疎通をやって仕事をしていれば、毎日会社に行く必要すら無くてかなり便利です。

家でもネットにつながれば、報告・連絡・相談と仕事もできてしまいます。

だからこの「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が不要な仕事環境を作るのはよいことです。

これが使えるような大半の仕事場は会社に必ず出勤するという無意味で非効率な働き方はしなくてよくなります。

すごく良い近未来ですよね。
わざわざ毎回毎回片道何十分もかけて会社に行かなくても起きたらすぐに仕事できて、近くのカフェでも公園でも場所は自由に仕事できるなんて良い未来じゃないですか。

しかも遠い未来じゃなくてやろうと思えば、今すぐにでも実行できる働き方なんですよ。

ただし、
こういった方法が適さない職場ももちろんあります。

「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が必要な職場は…

それは現場作業員といった肉体労働をする労働者でミスが社員・従業員の命にかかわる場合です。
建築関連の作業員だったり町工場で機械を使って作業をしている人たち。

常にお互いに準備や周りの環境にミスが無いか注視しておかないといけません。

機械を使ったり特殊な作業をする場合、1つのミスが重大な事故になり、命を落とす可能性があるからです。

グーグルで働いている人たちはまず、ミスや失敗をしたところで手足を失ったり命を落としたりなんてことはないですからね。

しかし、現場で肉体労働をして働く人たちはミス・失敗するということはそういった危険があります。

そういうところではネットワークでの報告・連絡・相談はあまり有効性が無いかと思われます。
実際に現場で直接確認しなければ安全が担保できませんので。
やるならIoTをしっかり活用する必要があります。

ということで、
この「ホウレンソウ」は不要という記事はグーグルが提供しているサービスの宣伝記事の意味合いも強いでしょうね。
実際、無料で利用できて活用する価値は十分あるので。

ただし、社員の命に関わる現場仕事ではまだこういったシステムは過信して利用しないほうがいいです。

それと、グーグルは色々な実験をやりながら「在宅勤務」の有用性を調べているとのことですが、
過去のあの記事が気になります。

Yahooが早い段階で社員に在宅勤務OKにした後に、2013年に在宅勤務を禁止したニュース。

これYahooですけど、禁止を決めたCEOは元Google出身。

なぜ、禁止に至ったのかの原因をもっと詳しく知りたいですね。

やっぱり完全在宅勤務にすると上司や同僚とのコミュニケーション不足で社員の評価が正確にできるのかわからない・チームとして効率よく動けるのか疑問といったものが課題なのかもしれません。