ジム・ロジャーズが韓国・北朝鮮を讃美し日本を貶す本当の理由

最近、世界三大投資家の一人 ジム・ロジャーズが韓国の肩を持ち、ひいきしてヨイショし、逆に日本をこきおろす言動を繰り返しているようですが、それに対して結構な人が釣られ過ぎなので、もう少し適切な見方をお教えしておきます。

韓国・北朝鮮を褒め称える記事。または、日本をDisる記事

「韓国が日本より大きな成長を遂げる」と断言する同書は、その理由として「朝鮮半島の統一」と「日本より開放的で変化を好む韓国人の気質」を挙げている。日韓の未来の最大の障害になるとされている少子高齢化問題でも、日本については「外国人に対する排他性のために解決が難しい」とみているが、韓国については「北朝鮮の開放により解決される」と楽観している

2019年4月22日、韓国・聯合ニュースによると、世界3大投資家の1人である、ジム・ロジャーズ氏が「統一した韓国は世界が注目する、潜在力の大きい国になるだろう」との考えを述べた。

私が日本に住む10歳の子供であれば、一刻も早く日本を飛び出すことを考えるだろう。中国や韓国に移住したほうが、よほど豊かに生活できるのだから。

ジム・ロジャーズが言っている事は「ポジショントーク」

ジム・ロジャーズが韓国・北朝鮮を持ち上げるのは、ジム・ロジャーズが投資家であり、歴史的なイベント発生による大きな金儲けの機会を窺っているからです。

投資にとって大事なのは、投資先の実力や価値がどれほどあるのか?ではなく
『どれだけの成長率・伸び率があるのか』
です。

優秀で実力のある国や会社に投資するのが正解であれば、アメリカやGAFAに投資すればそれだけですみます。
しかし、
投資で大事なのは、実力・本当の価値を見極める能力ではなく、この会社はどれだけ短期間で大きく成長するのかです。

例を出すなら、

日本の会社が一株:10,000円の価値だとします。
そして
北朝鮮の会社が一株:10円の価値だとします。

そして、それぞれが同じ金額(例えば100円)だけ価値が上がったとします。
そうすると、

日本の会社が一株:10,100円
北朝鮮の会社が一株:110円

大事なのは100円という実数ではなく、上昇率です。
同じだけ価値が上がっても
日本の会社の価値は1%上昇しただけです。元々の価値がすでに高いので。
一方で、
北朝鮮の会社の価値は1100%も大上昇です。

投資家にとってはそれぞれの会社の実力や本当の価値はほぼどうでもいいのです。

投資家にとって大事なのは伸び率

日本の会社に1億円投資していたとしても伸び率が1%ならそれで稼げた金額はたった100万円ですが、
北朝鮮の会社に1億円投資していたら10億円の儲けです。
お金が10倍に増えるわけです。

ジム・ロジャーズがなぜ韓国や北朝鮮に媚びへつらうのか?

投資家であるジム・ロジャーズが韓国や北朝鮮に媚びへつらうモーションをとって日本を貶しているのは、北朝鮮が経済開放をした時に自分にも一枚噛ませろ(投資させろ)という下準備です。

閉鎖的である国が経済開放する。しかもその周りには複数の大国があるという地理的優位性などからも考えると50年に1度あるかないかの歴史的な大儲け・爆上がりのチャンスなわけです。

そして、北朝鮮は民主主義国家でも資本主義国家でもありません。

つまり、普通の一般投資家は平等な条件下で投資などはできないわけです。そもそも外国の投資家が投資すらできないかもしれません。
儲かることがわかっているのなら自国の支配層や強い同盟関係の支配層といった限られた者たちにだけ投資できるようにして儲ければいいので。

そこでジム・ロジャーズは
「自分はこうなる前から韓国や北朝鮮の潜在能力を宣伝し、韓国や北朝鮮の味方をしてこれだけ注目させてお金が集まるような環境を作ってきた」という実績を作り、
北朝鮮に
「こいつは見る目があるじゃないか。こいつのおかげで投資したいやつが大きく増えた気がするからこいつには特別枠で投資参加できるようにしよう」
と行動させることが目的のように思えます。

ジム・ロジャーズが言う「韓国には明るい未来がある」はまず無い

朝鮮が統一すれば韓国も北朝鮮もウハウハの未来ばかりだと言わんばかりですが、そんな甘い未来はかなり非現実的です。

分断した国の統合でいえば、東西ドイツをモデルケースにするかと思いますが、そもそもドイツは分断される前からしっかり実力によって経済大国になっていました。

一方韓国は日本とアメリカによって無理やり底上げされているエセ経済国です。

ジム・ロジャーズは「実は北朝鮮はもともと工業が盛んで裕福だったんですよ」的なことも発言しているそうですが、
それは日本が作ったものです。
日本が朝鮮を併合した時に北地方は工業地帯、南は農業地帯として日本国民の血税を大量投入して作り上げたものです。
朝鮮人が自ら作ったものではありません。
そして、日本が引きあげた結果が現在の北朝鮮です。先進国クラスのインフラがちゃんと整っていたのにです。

ちなみにドイツでさえも統一にはそれなりの経済恐慌状態になり長い期間苦しむことになりました。

韓国と北朝鮮はドイツよりも環境は悪いので、一番被害を受けるのは韓国の一般庶民です。
得するのは、ごく一握りの金持ちと北朝鮮人民です。

北朝鮮人民には明るい未来がありますが、北朝鮮の人民が流入してくるということは相対的に韓国人の賃金がどんどん下がり貧困化していくことになります。

朝鮮統一した場合、
超極貧困層の北朝鮮人民 → 貧困層に昇格
一般の韓国民 → 貧困層に降格

こうなることは誰でも予想がつきます。

富裕層とリスクをとって経済活動をして運良く当たったごく一部の人達だけが大きく豊かになり、北朝鮮人民と韓国国民は仲良く貧困層になります。

しかし、ジム・ロジャーズにとってそんなことはどうでもいいのです。
金儲けをやっているわけで慈善事業をしているわけではありません。5000万人が貧困層になろうとも知ったことではなく韓国に対してのポジティブな発言はただのリップサービスと思われます。

ごく一部の1万人程度の韓国人には明るい未来かもしれないので嘘をついているわけでもありません。

ジム・ロジャーズはなぜ日本を貶す・こきおろすのか?

個人的な見解になりますが、単純にジム・ロジャーズは日本に対して「イラついている」んだと思います。

韓国や北朝鮮については、ファンタジーじみた根拠の薄いポジティブ要素を言ってみたりしていますが、日本に対するネガティブな発言はちゃんと根拠をもって悲観的に警告として発言している。
おおまかに言うと発言はだいたい的を得ている。

そして、ずっと警告しているのに一向に改善しようともしなければよりひどい方向へ政策の舵とりをする日本政府といつまで経っても立ち上がらない日本国民にさすがにイラついているのではないかという可能性が高い。

例えば、

私が日本に住む10歳の子供であれば、一刻も早く日本を飛び出すことを考えるだろう。

正解。
この発言は建設的で正しい。中国・韓国に行けというのは完全に的外れな発言だが「日本から出ろ」というのは正しい。

今後も賃金の上昇が見られず一般庶民をどんどん貧困化させていく日本よりも海外を主体として活動したほうが、大きく収入は増えるのでより人生での選択肢を選べることになるし、それが日本経済の改善にもつながる。

日本国民がどんどん貧民化していっている原因は、企業が賃金を上げずに奴隷価格で日本人をこき使い、本当は給料として渡されるはずだったお金を自分の財布に全部貯めこんでいること。

そして、
経団連の言うことを聞いて安倍政権が移民の大量流入を許可したことです。

安倍政権の失策といえば、ユニオン(労働組合)の強化・定着を一切やらなかったことが大きいと思われます。

ユニオン(労働組合)をしっかり作っておけば、日本国民の給料は適切に上がっていったと思われます。
賃上げ交渉をしないから企業は調子に乗り、給料を上げない。

他の先進国では不当な労働環境や安すぎる賃金にはストライキで対抗します。
ユニオン(労働組合)がちゃんと機能しているからです。だから外国の先進国の賃金はずっと上り続けており、逆に日本の賃金は停滞どころか低下しています。

不況だからではありません。上がっていない賃金分は企業の懐にそのまま入っているのです。

そして、奴隷価格ではついに人が来なくなり人手不足になると「もっと奴隷をよこせ」と移民流入の解禁を迫り、移民という名前の奴隷を奴隷価格で人手として雇えるように安倍政権が失政をしているのが現状です。

ということで、

日本国の賃金は明らかに不当に低いので、「海外で稼げ」というのは正論。

例えば、今ものすごい海外で人気の寿司。

現在は寿司職人には数ヶ月でなることができて、海外での年収はだいたい600万円から1000万円です。
特に本場の日本人の寿司職人となればプレミアム価格が付きます。
稼ぐ人だと寿司職人として年収3000万稼ぐ人もいます。

別に「その国に行ったら一生その国で生きろ」と言っているわけではありません。
昔よりも簡単に安くいろんな国に行き来できるし、ネットでどの国の人とでも簡単にすぐコミュニケーションもとれるので過去10年・20年前よりも国の境界線といったものはかなり薄くなっています。
ある程度稼いだら定期的に日本に帰ってきてもいいし、他の国を探検してみてもいいわけです。

そして、
「現地の言葉が喋れないから無理」と大した理由ではないのに日本人はすぐに諦めがち。

実際には言葉が喋れないのはそこまで問題ではありません。
最小限の意思の疎通ができていればOKなのです。日本人は完璧を求めすぎる傾向がありますが、海外はもっともっと適当です。

現地の言葉をペラペラ喋れる必要はありません。聞き取れなくても同僚にサポートしてもらえば済む話。
「むしろ喋れない日本人なんだから本物でプレミアムだろ。文句ないだろ。」ぐらいの適当さで大丈夫です。
今は翻訳機もありますし、スマホでGoogle翻訳でも言葉の壁はほとんど取り除けるのでほぼ問題はないでしょう。

日本だと一人前と認められても200万円から400万円。プロとしてもせいぜい600万円で高止まりと不当に安い。
それが海外に出れば1000万円、場合によっては3000万円も夢ではないならどちらを選ぶのが賢明か。

同じ1年間の同じ労働で200万円と600万円。
あなたの命は永遠に続くことはありません。不自由なく動けるのはせいぜい60年としておくと成人するのに20年かかるので残りは40年です。
たった40年しかないのに1年間で200万円しか稼げないのは論外ではないでしょうか。

ということから「日本から出ろ」は正しい。

雑記

Posted by evan