大手企業が学歴で採用するのは正しい。そして突破策もあるという話

2018年8月7日

大手企業が「学歴」で新入社員(就職活動)を採用するのは人を見る目がないのか?

有名大学の就活生が大手企業では有利で、それ以外の就活生はまず新卒採用されない。
最近は売り手市場なので一概には言えなくなってきているかもしれませんが、大企業が学歴で新卒を選んでしまう理由です。

大企業で採用する側の人間は人を見る目があるのか?ないのか?というと、
大手企業の人事・採用担当に人を見る目は無いです。

理由は簡単で、
わずかなデータとわずかな時間でその人がどういう能力を持っているのかを見抜けるなんてとんでもないスーパー目利きな人間なんてそもそもまずいないからです。

人は他人の特性や能力を短時間で見抜けません。
これはそもそもの無理な話。

採用する立場の人達も自分が人を見抜く力があるなんて全然思っていないはずです。

では、なぜ新卒を学歴(有名大学)で選んでしまうのかというと、

学歴で選ぶ本当の理由1

時間が足りない

大手企業・有名企業となると、大量の就活生が来ます。
この人材を一人一人真面目に見ていったら1年、2年ほど選別にかかってしまいます。

つまり、根本的に無理。

不可能です。

だから、最も有効なキーポイントだけピックアップしてそれに当てはまらない人材を一気に省いて人数を減らすのです。

学歴で選ぶ本当の理由2

有名大学だろうと、無名大学だろうと、戦力としてはあまり変わらない。

新卒は初めから即戦力として使えるような人材だと思っていないので、本人の能力が大きく平均よりも下回らなければOK。
育成して戦力にすればいい。

ここで疑問が出てくるのではないでしょうか?

結局本人の能力をそこまで重視していないなら、学歴関係なくランダムで選べばいいのでは?と。

しかし、それは違います。高学歴にはちゃんと魅力があるのです。

学歴で選ぶ本当の理由3

目的は本人の能力ではなく、本人の周辺環境。

理由2で本人の能力に大きく期待しているわけではないとしました。

では、学歴で選ぶメリットはなんなのか?

それは、「コネ」「人脈」です。

有名大学卒だと、親がそれだけ子供の教育にお金をかけているお金持ちの可能性が高い。または、それなりの権力や地位をもった方の子供である可能性も高い。

例えば有名政治家が祖父だとか、大企業の役員が親戚にいるなどそういう環境である可能性が高学歴だと高いのです。

それで、高学歴の新卒を採用したとします。
そうすると、普通なら正面から交渉していかなければいけないのが、その新卒のコネ・人脈を使えば身内枠で簡単に裏口から商談を成立させられたりできるのです。

数十億円や数百億円の商談も簡単に話にこぎつけられて簡単に成立してしまうこともありえるのです。

この魅力が大きい。

ただの新卒が、いきなり他社の大企業の社長に直談判して数十億の商談を取り付けられるでしょうか?

ただの新卒が、会社に不利になりそうな条例の発行を阻止したりできるでしょうか?

強力なコネ・人脈を持っている新卒ならそれが不可能ではないのです。

だから、大企業が学歴優先で新卒採用するのは、ビジネスとしてものすごく合理的なのです。

しかし、突破口はある。

では、学歴が低い人間は就活で不利なのか?というとそうではありません。

正面突破するからダメなのです。

新卒のニーズで不利なら、「中途採用」の枠で攻めればいい。

学歴で差別されて本当の自分の実力を見てもらえない!と思っているなら転職サイトから即戦力として「中途採用」に応募すればいい話です。

実際、筆者が22歳の時に実態調査目的で転職サイトに自分の経歴とスキルを登録してみたら、すぐに大手の通信系企業から「すぐに面接したい」とオファーが来てしまったことがあります。

ちなみに筆者の学歴はただのデザイン専門学校卒です。

間違いなく学歴ではなく蓄積されたスキルをみてオファーを出したものです。

「ただの実態調査のための仮登録なので申し訳ありません」とお断りしましたが、大手企業もちゃんといい人材を採用しようと見ているのは確かです。

新卒だと学歴フィルターで不利になると思っているなら新卒ではなく中途採用枠・転職枠でチャレンジしてみてもいいのでは。

もちろん、相手に即戦力になりえると確信してもらう必要はありますが、可能性としては有用な手段だと思います。

雑記

Posted by evan